
アイリスオーヤマの「銘柄炊きIHジャー炊飯器5.5合」【拡大】
炊飯器では、「バーミキュラ」の高い密閉性と効率的な熱伝達構造を継承。鍋の底面にIHコイル、側面にアルミヒーターを採用して竈(かまど)のような立体加熱ができるようにした。
また、通常の炊飯器にある保温用の蓋を使わないのも特徴。加熱される鍋の下部と外気で冷やされる上部に大きな温度差が生まれて激しい熱対流が起き、コメ一粒一粒までムラなく炊き上げられる。
扇風機やトースターでヒットを飛ばし、家電業界の“風雲児”とも呼ばれるバルミューダが、「土鍋で炊くよりもおいしいご飯」の味を目指した炊飯器も開発した。その名も「バルミューダ ザ・ゴハン」(同4万1500円)だ。
古くからある「蒸し炊き」をヒントに、蒸気で炊き上げる方式を採用。従来の電気炊飯器のように内釜を直に熱するのではなく、釜を二重にして、釜と釜の間に200ccの水を入れる。その沸いた水から出る蒸気で内釜を熱くし、コメをゆっくりとした加熱で炊く仕組みだ。張りがあって、粒が立つご飯が炊ける。
炊飯は通常モードの「白米60分炊き」「早炊き」「玄米」「炊き込み」「おかゆモード」の5つがあり、最大3合まで炊ける。
「日本のコメをおいしく炊く方法を知っているのはやはり日系メーカー。高付加価値のある炊飯器では外資メーカーは参入しにくい」(家電業界関係者)との声もある。
国内新興勢の炊飯器市場への参入は、日本の家電の技術力をさらに高め、ご飯をさらにおいしくしてくれそうだ。(宇野貴文)