英語が話せるようになりたいと思っていながら、まだ話せないのであれば、その状況を“問題”と捉えるか、“機会”とみるか、意識的に選択してみてほしい。コミュニケーションという観点から見ると、それは絶好の“機会”になり得るのだ。
これから先、外国人と会ったり、一緒に仕事をしたりする機会も増えてくると思う。「言葉も通じないし話しかけられたら、どうしよう」と緊張することもあるだろう。そんな機会には「コミュニケーションは何から始めたらいいか?」と問うてみる。笑顔で目を合わせる、相手の表情に注目する、とりあえず日本語で話しかけてみるなど、目の前の人とコミュニケーションを始める方法はたくさんある。そうした人との関わりがあって初めて英語力は育まれていく。
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【プロフィル】鈴木マグラクレン美保
すずき・まぐらくれん・みほ 1974年静岡県生まれ。ベター・ライフ・コーチング代表。「つながる」をキーワードに企業・大学・自治体などで、異文化コミュニケーション、ダイバーシティ、英語関連の研修講師を務める。TOEIC960点、全国・講師オーディション2014奨励賞受賞、米Gallup社ストレングスコーチングコース通訳(2014、15)。