
バンダイのガシャポン「機動戦士ガンダム EXCEED MODEL ZAKU HEAD」が売れている(C)創通・サンライズ【拡大】
土肥: でも、それって簡単ではないですよね。ガシャポンは単価が安いので、開発にそれほどお金をかけることができないのでは?
松原: そうなんですよ。2000~3000円の商品であれば、新しい技術を投入できるかもしれませんが、ガシャポンの場合、かなり限られた予算の中で、モノをつくらなければいけません。どこの業界でも予算は限られていると思いますが、この世界は単価が安いのでかなり制約を受けますね。
土肥: 新しい技術に頼るのは難しい中で、どうしているのですか?
松原: すでにある技術の中で、新しく見せる工夫をしなければいけません。サイズの制限やコストの制約がありますが、その一方で新しいことにチャレンジしなければいけません。
土肥: 現在、次のザクを考えているわけですね。また、私たちを驚かせてくれる?
松原: はい、お楽しみに。
(終わり)