
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの阪根信一社長【拡大】
「10年頃までに、私は資金調達をしたい、上場したいと考えるようになっていましたが、会長であった父は外部投資家を嫌い反対しました。おそらく、私の祖父が起業して上場し、経済的には成功したけれど自分の会社のことを最終的には自分で決められなくなったという経験が父に影響を与えていたのだと思います」
--あなたは起業家の3世に当たるということですか
「そういうことになりますかね。結局、父と私は革新的なもの作りに特化した部門を新会社として設立することを決めました。それがセブンドリーマーズです。まずシリコンバレーで起業、14年に日本で株式会社としました。私がCEOに就任し、事業拡大のために資金調達をしました。設立以来、総額100億円を調達しました。初期の投資は他の製品開発に使われていますが、最近調達した資金はすべてランドロイドの開発と、海外進出の攻勢を強めるためのものです」
--なぜ海外進出を早い段階で進めるのですか
「今、私たちは他社に比較して非常に大きな強みを持っているからです。世界中で実用的な衣類折りたたみ機はランドロイドだけです。それに、今の時代、市場は必然的にグローバルです。他社はそのうち技術を上げて、市場に製品を投入してくるでしょう。私たちは、常にその先を行っていたいのです。この分野で、世界で最も名の知れたブランドになって、設定した売り上げ目標を達成したい。日本企業の多くが国内市場のみに目を向けがちですが、セブンドリーマーズのような小さな会社が世界に出ていけるのですから、他の会社にできない理由はありません」