食べ物の形を残す「新しい介護食」 やわらか食で健康寿命を延ばす海商の社会貢献 (3/3ページ)

かむ力が弱まった高齢者もおいしく食べられる「やわらかシリーズ」を展開する海商の高橋宏和社長
かむ力が弱まった高齢者もおいしく食べられる「やわらかシリーズ」を展開する海商の高橋宏和社長【拡大】

 --今後の事業戦略は

 「どうやって世間に認知してもらうかが課題だ。そのため、ビジネスコンテストには積極的に参加し、多くの賞や認定をいただいている。今後は、介護施設や調剤薬局なども新たな販路として拡大したい。加工工程の特許申請も進め、大手企業との提携などにも対応できるようにする。現在は委託生産だが、販売拡大が進むなかで利益を確保するため、将来的には自社工場での生産も検討している」

【プロフィル】高橋宏和

 たかはし・ひろかず 関西学院大卒。ナショナル証券(現SMBCフレンド証券)を経て、1994年ヒノデ魚販を設立。2008年、会社分割して活魚黒門を立ち上げ、14年に海商に社名変更。55歳。大阪府出身。

【会社概要】海商

 ▽本社=大阪市中央区日本橋2-1-22

 ▽設立=2008年3月3日

 ▽資本金=5255万円

 ▽従業員=20人

 ▽事業内容=鮮魚小売、食品ギフト販売、ライフケア食品