「弊社として苦渋の決断ではございましたが…」として、入札方式による譲渡交渉を実施し、最高価格9660万円を提示した債権回収会社に債権譲渡を決定したという。
未償還の31億円の貸付金の譲渡額はわずか1億円足らず。同日、ホームページ上でみんクレは「債権譲渡先との決済が完了後、譲渡代金全額を、2017年7月28日以降の未償還ファンドを含むすべてのファンドに按分し、その金額はマイページの『ご返金額』部分に反映致します」とした。未償還の投資金は単純計算で3%に減額され、みんクレの投資家への債務は消えることになる。
みんクレのこうしたやり方に、投資金が未償還のままの投資家で構成される「みんなのクレジット被害者の会」は、「とうてい納得できない」と憤る。
同会は白石氏がみんクレの代表を辞任した時期に設立された。現在200名以上の投資家が参加し、みんクレからの投資資金の回収を目指している。追及の矛先はみんクレ創業者の白石氏へと向かう。
◆脚光浴びた「再生請負人」の転落
かつて「企業再生請負人」としてたびたびメディアに登場した白石氏は企業再生の分野で名を馳せた。しかし、買収した多くの企業は取引先等と支払いを巡ってトラブルを抱え、多くの訴訟に発展した。