【千葉発 輝く】エスコアール 失語症患者用教材、リハビリ現場一変 (5/5ページ)


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  • リハビリなどに使われる支援機器と工作キット=千葉県木更津市
  • 障害者のリハビリ用の教材の出荷に向けた作業を行うエスコアールの社員(左)とその様子を見守る鈴木弘二社長=千葉県木更津市

【プロフィル】鈴木弘二

 すずき・ひろじ 日本社会事業大卒。医療機関やリハビリ施設でソーシャルケースワーカーや言語聴覚士として勤務した後、独立し、1990年、エスコアールを設立。91年から社長。72歳。栃木県出身。

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 ≪イチ押し!≫

 ■子供が楽しめるよう随所に配慮

 身体の不自由な子供向けの「支援機器」が初心者でも簡単に作れる「工作キット」。

 特に4月以降は、同じく障害者教育や支援に取り組んでいる団体「マジカルトイボックス」と協働でおにぎりケースの形や棒状のスイッチなど6種類を開発。支援機器の人形とつなぐことで、障害のある子供たちが楽しみながら操作をできるようにする狙いがある。

 「特別支援学校の先生などに特に評判が良い。私も工業高校出身でモノづくりにはもともと関心があった」と鈴木さん。指が不自由、手全体が不自由などさまざまなバリエーションを想定しているが、組み立ては簡単にして費用も1個数百円からに抑えた。

 子供たちが楽しみつつ、リハビリに取り組めるような配慮が随所に盛り込まれている。