記者会見で謝罪する阪急阪神ホテルズの幹部ら。各地で相次いだ偽装問題の会見では「故意の偽装はなかった」との言葉が繰り返されたが、現場の従業員たちからは「お客さまをバカにしている」との声も上がっていた【拡大】
行政の指導が全くなかったことも原因の一つだ。取り締まりがされないため、店側が図に乗り、客寄せのためメニューに美辞麗句を並べ、最後には嘘という段階まで踏み込んでしまった」と、偽装がまかり通った背景を説明する。
そして、「これまでも船場吉兆やウナギの産地偽装など、食材に関する問題は発覚してきたが、ホテル側はこれらとメニュー表示は違うという認識を持っていた可能性がある。やり過ぎという意識は持ちつつ、何の法律違反になるのか分からなかったのだろう」とも語り、ホテル側の問題認識の甘さを指摘。
「あいまいな法律と業界の甘えが問題を生み出した。再発防止のためには、現在の景品表示法を改正し、抑止力として罰則と取り締まりを厳しくすべきだ」と訴える。