ありそうで実際にはない嘘ニュースを集めたインターネットサイト「虚構新聞」を運営する社主、UK氏は…
「食材を偽装表示した店側に非があるのは言うまでもないが、満足感の面において『真実を知らなければ誰もが幸せだったのに』という問題だったように思う。まさかあのホテルまでという驚きがある一方、マスコミが『食材偽装』というキーワードで、あらゆる事例を十把ひとからげにしてしまったところにも若干問題があるように思う。
報道されるまで、食べる側は味の違いに気づいておらず、中には同情の余地がある例もあった。ともあれ、食材偽装は『今日も日本は平和だ』と実感できるニュースだし、今後も同じ問題は出てくるだろう。
飲食業界も、偽装を見抜いた鋭い舌を持つ客には、偽装で浮いた原料代を原資に、その舌をたたえて金一封を送るくらいのことがあってもいいのではないか」