野良猫トラブルを無くすために、野良猫の不妊去勢手術やその後の世話をするボランティア団体「靱公園ねこの会」のメンバー=大阪市西区・靱公園(志儀駒貴撮影)【拡大】
「あれは不妊・去勢手術が済んだしるし。『一代限りの命』をボランティアで面倒をみて、地域との共生を目指しているんです」。こう話すのは、ボランティアグループ「うつぼ公園ねこの会」のメンバー、岡崎千恵子さん(62)だ。
大阪市によると、市内の公園では捨てられたりした野良猫が定着。近隣住民の苦情もあり、市は平成22年、「増やさない」ことが最善の策としてTNR活動を始めた。
同活動では、近隣住民などで作る3人以上のグループで市の研修を受けて「公園猫適正管理推進サポーター」となり、市が活動を了承した認定公園でサポーターとして野良猫の管理に当たる。活動内容は、(1)不妊・去勢手術を受けさせる(2)餌やり(3)公園掃除-など。
市によると、こうした活動で24年度は認定公園45カ所で野良猫計51匹が減少。23、24年度に1公園ずつで野良猫がいなくなり、昨年はさらに3公園で野良猫が姿を消した。