文化・エンターテインメントのグローバル性とローカライズの重要性を論じたのは、●善祥氏(中国琵琶奏者)、加藤登紀子氏(歌手)、北川直樹氏(ソニー・ミュージックエンタテインメント コーポレイト・エグゼクティブCEO)、佐竹力総氏(美濃吉社長)、ポール・キャンドランド氏(ウォルト・ディズニージャパン社長)でした。●氏からは、音楽はグローバルな言葉であり、琵琶で心と心の交流をというメッセージを、加藤氏からは、音楽のグローバル性と文化と民族間の難しさを、北川氏からは、お金もうけだけ考えるのでなく音楽を愛しているからこそ生まれるローカライズしたサービス、いろいろな人の才能をリスペクトして生かし、志高く、愛を持って世界に紹介することがエンターテインメントビジネスの重要な点であること、佐竹氏からは、江戸時代・享保元年(1716年)創業の美濃吉の「食を通じ日本文化を創造」を基本コンセプトに、日本文化の凝縮である料亭に見る「食とおもてなし」の文化について、キャンドランド氏からは、ディズニーの伝えるものを例に、チャンスに備える準備と、チャンスをつかむ勇気の大切さ。歩きやすい道よりも険しい道の方が自分を成長させてくれる。大学時代は、自分を成長させる大切な時間であることをお話しいただきました。