クイズ王を撃破、グーグルも熱視線…IBM製「人工知能」の衝撃 (1/6ページ)

2014.10.13 07:20

来店者らに話しかけるソフトバンクの人型ロボット「Pepper」=6月18日、大阪市北区

来店者らに話しかけるソフトバンクの人型ロボット「Pepper」=6月18日、大阪市北区【拡大】

 もはや営業マンも用なしか-。米IBMがAI(人工知能)を搭載したコンピューターが脚光を浴びている。世界中の科学者の英知を結集して開発され、人間の脳に迫る解析力を駆使して、ついにビジネスマンに「営業術」を指南するまでになった。米グーグルなど他のIT企業も熱い視線を注ぐAI。技術革新が進み、産業界や社会に幅広いニーズが生まれたことが背景にあるが、どこまでAIは進化するのか-。

 クイズ王を破る

 その衝撃の“デビュー”は今から3年前の2011年2月だった。米国で大人気のクイズ番組「ジョパディ!」。百戦錬磨の歴代チャンピオン2人が、無名ならぬ“無言”の回答者に敗れ去り、見ていた全米の視聴者は度肝を抜かれた。

 IBMの「ワトソン」。同社の事実上の創業者の名前を冠せられた超高性能コンピューターは、世界各国の技術者の英知を結集し、4年がかりで開発され、情報処理の心臓部ともいえるCPU(中央演算処理装置)が2880個も搭載されている。

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