来店者らに話しかけるソフトバンクの人型ロボット「Pepper」=6月18日、大阪市北区【拡大】
IBMは9月16日、そのワトソンに、インターネットを通じてソフトを管理・活用するクラウド技術を取り入れ、携帯情報端末でビジネス情報を分析・助言するシステムを開発したと発表した。
自分のスマートフォンを操作するだけで、膨大な情報のビッグデータを手軽に分析できる。たとえば、「店舗の売上高を伸ばすためには、商品構成をどう変えればよいか」と質問を入力し、条件などを設定すれば、たちどころに分析、グラフなども交えて視覚的にも分りやすく解決策を示してくれる。
もっとも、現実の経営や営業現場では、刻々と変る環境の変化に応じて人間でなければ的確な判断が下せない場面が少なくないことは想像に難くない。
それでも、これまでビッグデータを用いた詳細な分析は、専門家や専門の業者に頼んだり、企業内のコンピューターの助けがないと難しいとされてきたが、IBMの新システムなら一般のビジネスマンも出先でも手軽に使いこなせる。IBM幹部は「一般のビジネスユーザーに、ビッグデータを活用する有効な手段を提供できる」としている。