訴状などによると、当時店内には2、3組の客がいた。そしてそれぞれの客同士、ホスト同士が競い合うように、飲酒コールが叫ばれ始めた。
リズムに合わせて、ホストが次々に酒をのどに流し込み、客がうれしそうに追加の注文を出す。ヘルプの流星もコールに促され、アルコール度数が40度もあるテキーラを5杯、立て続けに一気飲みした。
「気分が悪い」。流星は直後から同僚ホストに体調不良を訴え、激しく嘔吐(おうと)。店奥のボックスソファ席に倒れ込むと、すぐに眠り込んだ。営業中ということもあり、見かねた従業員が何度か流星を起こそうとしたが、一向に起きる気配はない。
午前7時半ごろ、従業員が見ると、流星は顔面蒼白(そうはく)となり泡を吹いていた。慌てて人工呼吸をしたが反応はなく、同8時ごろ、現場リーダーが119番。病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。死因は急性アルコール中毒だった。