21歳ホストの命を奪った一気飲み “極貧生活”の悲哀にじむ残されたノート (6/7ページ)

2015.10.11 07:08

一気飲みで死亡したホストの遺品のノートには、覚えようとしていた「飲酒コール」が書き連ねられていた(遺族提供)

一気飲みで死亡したホストの遺品のノートには、覚えようとしていた「飲酒コール」が書き連ねられていた(遺族提供)【拡大】

  • 一気飲みで死亡したホストの遺品のノートに記されていた「飲酒コール」(遺族提供)
  • 一気飲みで死亡したホストの遺品のノートには「今月は死ぬ気で!!」と目標が記されていた(遺族提供)

 手取りは3万円

 流星は亡くなる前月の7月初め、ノートに「今月は死ぬ気で!」と大きな字で目標を書き込んでいた。なぜそれほど焦っていたのかは分からない。ただ、金に困っていた様子はあった。

 夜な夜な大金が飛び交う華やかなイメージの強いホストクラブだが、新人ホストで固定客もそれほどついていなかった流星の生活は決して楽ではなかったようだ。6月の流星の給与明細をみると、支給額は約16万円で、控除後の手取り額はわずか約3万円だった。

 客がツケ払いで飲んだ「未収」は最終的にホストが責任を負うシステムだった。流星の「未収」はたまる一方で、ノートには(1)父親に頼み込む(2)ヤミ金(3)友達に借りる-と思いつく回収方法が記されていた。

 「死ぬ気で」と決意したその7月の飲酒量は、確かに尋常ではなかった。流星が7月6日、ある友人に送ったメールには「テキーラジョッキで5杯目突入やあ…」の記載が。

「ハーフボトル一気して、さらにテキーラ祭りやったねん…さすがに死んだわ…」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。