日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ=2013年7月、福井県敦賀市【拡大】
もんじゅは7年に配管から液体ナトリウムが漏洩(ろうえい)する事故が起きて以来、この約20年間、ほとんど運転実績がない。
【用語解説】もんじゅ
プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を用いて、消費した以上の燃料を生み出す高速増殖炉の原型炉。出力28万キロワット。商用原発での軽水炉では冷却剤に水を使うが、高速炉では空気に触れると激しく燃えるナトリウムを使う難しさがある。建設や維持管理にこれまで約1兆円が投じられた。
【用語解説】日本原子力研究開発機構
原子力の研究開発を行う文部科学省所管の独立行政法人。核燃料サイクル開発機構と日本原子力研究所が統合して平成17年に設立した。高速増殖炉技術の確立のほか、高温ガス炉、核融合、放射性廃棄物処分など原子力に関して幅広く研究。本部は茨城県東海村。職員数約4千人。