マイナンバー1100通、仮設住宅などで配達ミス 岩手・大槌町

2015.11.30 15:00

 東日本大震災で被災した岩手県大槌町は30日、仮設住宅などへのマイナンバー通知カードの発送作業にミスがあり、一時1100通以上が返送されたと明らかにした。

 元の住所から避難先に転送する際の住所が、配送システムに正しく入力されなかったのが原因。既に役場で正しいあて先に再発送した。

 町によると今月上旬に通知カードの発送を開始。11日から役場に大量に返送され始め、予想よりも多いことを不審に思った町職員が調べてミスが発覚した。

 通知カードは、被災した自宅に住民登録したまま仮設住宅で生活する人などを対象に、申請すれば実際に住んでいる場所に転送する特例を設けている。その際は個別に転送先を入力する必要があり、委託業者の作業にミスがあったという。

 町は16日から正しいあて先を確認し、25日までに入力ミスで戻ってきた1147通の通知カードを再発送した。

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