中国人の男女と偽装結婚していた日本人の夫婦。1歳児と保育園児2人を抱える「普通の家族」として周囲から認識されていた。困窮を極めた末、中国人女ブローカーの甘言にはまってしまったのか…【拡大】
府警によると、2人は約5年前に離婚届を提出。その後、夫は平成23年7月に中国籍の女(36)と、妻は26年8月に同籍の男(27)とそれぞれ「再婚」し、婚姻届を区役所に提出していた。
だが2人は、1月14日に逮捕されるまで変わらず同じアパートに同居。それどころか、離婚後に生まれた1歳の子供や保育園児の子供2人も合わせた「家族5人」で暮らしていた。近所からは、どこにでもいる仲むつまじい「普通の家族」と認識されていたのだ。
実際には、2人の再婚は「日本人の配偶者」の在留資格が欲しい中国人との偽装結婚で、離婚も書類上のものに過ぎなかった。
持ちかけたのは、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕された中国籍の張鳳栄(ジャン・ファンロン)容疑者(46)。通名を名乗って介護福祉士として福祉施設で勤務していたが、府警は夫婦に偽装結婚を持ちかけたブローカーだったとみている。
2人と偽装結婚していた中国籍の男女も同容疑で逮捕されている。