中国人の男女と偽装結婚していた日本人の夫婦。1歳児と保育園児2人を抱える「普通の家族」として周囲から認識されていた。困窮を極めた末、中国人女ブローカーの甘言にはまってしまったのか…【拡大】
月収10万円…「生活が苦しかった」
なぜ日本人夫婦は偽装結婚に手を染めたのか。
関係者によると、夫は警備員のアルバイトをしていたものの、月収は10万円程度。妻も過去に福祉施設職員として働いていたが現在は無職で、家計は厳しかったとみられる。
知人を通じて夫婦と知り合ったという張容疑者は、「お金になる話がある」と言葉巧みに誘い、離婚させた上で中国籍の男女を結婚相手として紹介。2組のカップルは区役所に婚姻届を提出しただけで、一度も一緒に暮らしたことはなかった。
府警によると、張容疑者は中国籍の女から仲介料として約162万円を受け取っていたが、夫婦に対しては夫に一括で約20万円、妻には分割で計約8万8千円を支払っただけだったという。
府警の調べに対し、夫婦は容疑を認め、「生活が苦しかった」と供述。一方、張容疑者は「何のことか分からない」と容疑を否認している。