興味深いのは、漫画の中のクワタは“悪役”キャラで、キヨハラはむしろ「善人」として描かれている点だ。高校時代からのライバルの「確執」を皮肉を込めて表現し、読者の笑いを誘ってきた。
1980年代後半から90年代にかけて男子児童の間で人気の月刊誌『コロコロコミック』(小学館)に連載されていたが、2014年に大人向けの『コロコロアニキ』で復活。『コロコロ』を卒業した“大人”の読者らに支えられてきた。この漫画を通じて、野球好きになった読者も少なくない。
ネット上には「不世出のスターに裏切られた」と落胆する声がある一方で、「読者層はアラフォー世代が中心。それほど神経質になることはない」と継続を訴えるファンの声が出ていた。