燃費データ改竄(かいざん)が発覚した三菱自動車は、資本業務提携した日産自動車の傘下に入ることが12日、発表された。三菱の販売店担当者は「まだ何の連絡もない」と戸惑い、ユーザーからは、不正について説明を求める声が上がった。
埼玉県内の三菱系の販売店に勤める営業社員の40代男性は最近、顧客へのおわびの電話に追われている。不正の全容が解明される前に提携が進むことに「メーカーからの説明は何もない。お客さまへの対応が先では」と話した。
不正の詳細はまだ明らかになっていない。データ偽装が明らかになった軽自動車「eKワゴン」を10年近く使っている、北海道七飯町の主婦、吉田恵子さん(50)は「日産の傘下に入るといってもユーザーには関係のない話。それよりも、不正について分かりやすく説明してほしい」と憤った。