土砂崩れがあった民家付近を捜索する警察や消防=21日午前9時38分、熊本市北区(竹川禎一郎撮影)【拡大】
隣に住む漁業、園田新一さん(72)によると、担架で搬送された草津さんは泥だらけ。「痛い、痛い」と声を上げていたという。「自分も間一髪だった。娘さんも無事に見つかるといいが…」と、固唾をのんで救助作業を見守った。
熊本市北区津浦町の住宅街では、20日午後11時45分ごろに竹林が崩落。2階建ての民家が半壊し、住人の80代男女と連絡が取れなくなった。消防隊員ら数十人は、スコップで慎重に土砂をすくいながら捜索を続けた。
「土砂が迫ってきた。怖かった」。興奮気味に振り返った近所の女性会社員(53)は、消防隊員の呼び掛けにより、寝間着姿のまま公民館へ避難した。