「ここ1~2年の景気回復期に体制を整え、次の一手を打とうとしている成長企業が、『本格的に攻めに行く』ために幹部層を入れ替える…という求人案件が目立っています。一方で、業績不振の企業がトップを入れ替えることで舵を切り直そうとするケースもあります。こちらは外資系企業に多いですね。また、アジアの現地法人や、アジアエリアで事業拡大を狙う現地メーカーが、日本メーカーの製品の高度なクオリティーを海外拠点でも実現するために、海外工場の現地採用のエンジニアに対して技術指導する顧問的役割の人材を採用するケースや、現地採用エンジニアを統括する工場管理者を求める例も増えています」。
求人広告においても、「業界関係なく、業績を順調に拡大している企業が、あらゆる職種において40歳以上の経験者採用に踏み切っている」(黒田編集長)という。
「このような企業においては、業績拡大に伴い現場での人手不足感が強まっています。そのため、現場の最前線で戦う若手だけでなく、現場で即戦力として事業全体を引っ張っていける『その道のスペシャリスト』が求められているのです。経験豊富なベテラン層には、チャンスが広がっています」。