韓国で続発する過労死・自殺 自爆営業、無謀なノルマ…「昭和の日本」と酷似 (4/7ページ)

2013.6.22 19:00

 日本では25年前の「110番」から

 では、過労死・過労自殺が社会問題になっていない韓国は、日本よりも深刻な事態に直面している、と言えるのだろうか。

 実は、必ずしも比較はできない。「本家」であるはずの日本でも、いまだに実態が明らかになっておらず、引き続き深刻な状態とみられているからだ。

 過労死問題でよく引用される統計が、毎年6月に厚生労働省が発表する「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」だ。過労死は脳・心臓疾患、過労自殺(未遂を含む)は精神障害として、労災の申請件数と認定件数を1年ごとに集計している。

 平成23年度だと、過労死は申請302件、認定121件。過労自殺は申請202件、認定66件だった。

 ただし、労災申請に至るケースは氷山の一角。発生件数が実際にどれだけあるのかは、だれにも分かっていないのだ。

 シンポジウムのタイトルにもあるように、日本の過労死・過労自殺は、弁護士らが大阪で行った無料電話相談「過労死110番」によって、初めて社会問題として認知されるようになった。昭和63年4月、25年前のことだ。

精神的に追い詰められた若い世代の過労自殺が増え、両親からの相談が多い

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。