また、「芝海老(シバエビ)とイカのクリスタル炒め」にはバナメイエビが使われていた。シバエビは仕入れ値が1キロ当たり2500円、バナメイエビは同1400円と大きな価格差はあったが、バナメイエビでも大きいものはシバエビより高値の場合がある。
このため、シバエビの表示は間違いだが、優良誤認とまではいえない可能性がある。実際、東京のプリンスホテルで今年6月、メニューにシバエビと表示しながらバナメイエビを使っていたことが明らかとなったが、消費者庁は措置命令などの行政処分ではなく、指導にとどめている。
価格は適正か
これがJAS(日本農林規格)法ならば、品種や原産地が実際と違えば違反を問える。
しかし、JAS法の対象は生鮮食品や加工食品で、レストランのメニュー表示は対象外。今回の問題を受け、「外食のメニュー表示にもJAS法を適用させるべきだ」との声も上がっている。