認知症の排泄コントロール 個々のサイクル、把握を (2/5ページ)

2014.1.18 12:37

トイレに誘導される認知症の人=東京都品川区のケアホーム西大井こうほうえん

トイレに誘導される認知症の人=東京都品川区のケアホーム西大井こうほうえん【拡大】

 看護師で施設長の田中とも江さんは特別養護老人ホームでの経験もあり、「施設の質は排泄で決まる」が持論。身動きできない厚いオムツをつける施設や、スタッフが定時にカートでオムツ交換に回る施設は「ダメな施設」と言い切る。

 ケアする人が最もダメージを受けるのが、認知症の人が自身の尿や便を触る弄便(ろうべん)。だが田中さんは、(1)状態の悪い便が出ている(2)オムツに頼り、適切なトイレ誘導ができていない-を原因に挙げる。「状態の悪い便はお尻につくし、オムツがつけっぱなしだと認知症の人は気持ちが悪くて触る。状態が悪いと便をふきとるのも大変だが、認知症の人は、『じっとしててね』と言われても、なぜお尻を出していなければならないのか、なぜお尻に触られるのか分からない。だから嫌がる。それを抑えつけるから暴れる、悪循環です」。その結果、認知症の人は「困った人」「汚い人」になってしまう。

 オムツやパッドの中で排泄すると、感染症の元にもなるので、排泄を失敗させない、汚れ物を出さない「事前のケア」が大切だ。

田中さんが挙げる3つの鍵

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!