プリンターは材料によって機械も異なり、樹脂ならばソフトクリームのようにうねうねと練り上げ、金属ならば粉に火花を当てて溶かしつつ作る。他にもプラスチックや、ゴム、ナイロン、石膏(せっこう)などさまざまな材料に対応している。
取締役の平本知樹さんに3Dプリンターの今後の展望について尋ねてみると、今は、これを使って何ができるか、みんなが考えている段階だそうだ。
おお、そうなのか。みんなもわかっていないらしい。
それでも注目度は高く、しぶや図工室主催のワークショップ(有料)には、若者や企業人だけでなく、親子連れやお年寄りまでやってくるそうだ。毎週大阪から夜行バスで通うおばあちゃんまでいるというから驚いた。いったいみんな、何を企(たくら)んでるんだ。