女性活用策を話し合った「関西財界セミナー」の分科会=2月6日、京都市左京区【拡大】
女性は昇進を望んでいない…?
他にも、意外な報告が続く。男女雇用機会均等法の施行から約30年。「総合職」の女性が増えている現代、キャリア志向は強まっているはず…と思いがちだが、「入社時は管理職を目指したいという男女の比率は同じだが、時間がたつと女性は管理職への望みが薄くなる」(NTT西の小椋副社長)との指摘もあった。
同様の意見は、他の分科会参加者からも出された。「大学卒業時は優秀でも、入社すると遠慮しがちになって目立たなくなる」(大林組・大林剛郎会長)、「男性は勝手にはいあがってくるが、女性は控えめなところがある」(パナソニック・野村剛常務)-など。男性中心の「タテ社会」の組織の中で働くうち、女性自身の考えや志向にも、変化が生まれているのかもしれない。