外国人労働者、最長6年在留 政府、建設業界人手不足で素案 (1/2ページ)

2014.3.29 07:14

 建設業界の人手不足に対応するため、政府は外国人労働者の受け入れを増やす方針を固め、28日まで対策の素案をまとめた。受け皿となっている外国人技能実習制度を拡充し、現在は最長3年の在留期間を通算で最長6年までに延長する。2020年開催の東京五輪に伴う関連施設の建設ラッシュも見据え、15年度から実施する。

 技能実習制度は製造業や建設業、農業などの現場に途上国の人材育成を目的に研修生を受け入れ、最長3年の在留資格を認めている。今回は建設業に限って内容を拡充。法相が指定する在留資格「特定活動」を使って新たに最長2年間の在留を認め、技能実習制度と連続して計5年間の在留を認める。

 また技能実習制度で来日した経験がある研修生が再来日する場合、帰国後1年未満では2年、1年以上では3年の在留をそれぞれ特定活動として認める。これによって通算6年の在留が可能になる。

建設業界の人手不足は深刻

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!