フランスベッドが元気なシニアをターゲットに発売した電動ベッド用「腹部圧迫軽減マットレス」=東京・六本木のショールーム(寺田理恵撮影)【拡大】
電動ベッドの背上げ機能を使うと、自分で体を動かすのが困難な人は上半身がずり落ち、腹部が圧迫される。新商品は2枚重ねにしたマットレスの体に接する側が上方にスライドし、体のずり落ちを軽減する。
健康な人なら自分で姿勢を調節すれば済むが、広報担当者は「起き上がりがつらい人が生活をちょっと便利にするもの。活動的に過ごすため、介護が必要になる前から使っていただきたい」。
読書用などに電動リクライニングベッドが広がっていることを踏まえ、マットレスだけの取り換えを可能にした。一般家庭向けは本体価格12万5千円(シングル)からで、内部構造は失禁などへの対策や動作サポートより寝心地を重視したスプリング。見た目もインテリア調だ。
高齢化に伴い、同社の売り上げは介護レンタル関連事業が伸び、インテリア事業を上回っている。高齢者人口が「団塊の世代」の仲間入りで約3200万人となったことを受け、このうち介護保険を利用していない約2600万人を「アクティブシニア」と位置付けて商品開発を進める。