フランスベッドが元気なシニアをターゲットに発売した電動ベッド用「腹部圧迫軽減マットレス」=東京・六本木のショールーム(寺田理恵撮影)【拡大】
■介護用は施設向けが伸びる
介護用電動ベッド(特殊寝台)は介護施設向けの需要が伸びている。
国内のベッド製造業者で構成する全日本ベッド工業会(東京都台東区)によると、国産ベッドの生産が輸入品に押され、厳しい状況にある中、介護用電動ベッドは生産数をほぼ維持している。
平成12年度に介護保険が導入されて以降、年間約33万台で推移していた。18年度の介護保険改正に伴い、保険給付による介護用電動ベッドのレンタルが制限され、19年度は約17万台に落ち込んだが、その後は25万台程度に回復。レンタルは増えていないが、高齢化で介護施設が増加したため、施設向けが増えたという。
■福祉用具貸与(レンタル)
車椅子や介護用電動ベッド(特殊寝台)などを借りられる介護保険の在宅サービスの一つ。利用者の自立支援や介護者の負担軽減が目的で、利用者はレンタル料の1割を負担する。対象種目はほかに、床ずれ防止用具や体位変換器、歩行器、歩行補助つえ、手すり(取り付け工事を伴わないもの)などがあり、介護度などによって利用できる種目が異なる。