歯科の自由診療 多様な治療法や費用、納得して選ぶが原則 (4/5ページ)

2014.6.21 18:04

 患者の理解を得る努力も進んでいる。初診で保険治療の希望を問う医療機関は多くあり、自由診療の場合は患者に治療計画書を渡す所もある。

 ただ、難しい面もある。患者と医療者の良いコミュニケーションを目指すNPO法人「ささえあい医療人権センターCOML(コムル)」の山口育子理事長は「説明の仕方による問題は、どこの診療科にもあるが、歯科にはさらに保険診療と自由診療のすみ分けが複雑だという制度上の問題がある」とする。

 実際の治療は、患者の状態や保険適用の条件によってバリエーションが複雑になる。歯科医が伝え切れず、患者も把握し切れないわけだ。

 自衛策について、山口理事長は(1)保険で受けたい場合、事前に「保険適用でお願いします」と言う(2)「保険ではできない」と言われたら、「保険でできる治療は、どんな治療ですか」と聞く-を挙げる。「歯科はそれでなくても、口を開けている治療中はコミュニケーションが取れない。歯は削ってしまうと取り返しがつかないし、費用のトラブルが多いのも歯科。いきなり治療が始まる場合は『今日は帰って考えます』と言ってほしい。そういう患者が増えると、説明の仕方も良くなっていくはずです」

医科でも同様のトラブル「誘導には太刀打ち困難」

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