「まるっと西日本」は東日本大震災などによる避難者目線の情報発信を心掛けている=大阪市中央区【拡大】
河井教授は「自治体の公式サイトは居住者や観光者向け情報が中心。現状では、自県外へ避難している人向けの情報が集約、編集されているサイトはほとんどない」と指摘。そのうえで、「被災自治体はただでさえ多忙。被災者自身も自分にどんな情報が必要なのか判断するのは難しい。『子供がいる』『高齢』など被災者の属性を登録すれば必要な情報が配信される仕組みがあっていいのではないか」と話している。
■県外に避難者5万人超
復興庁によると、6月12日現在、東日本大震災や東京電力福島第1原発事故による避難者は約25万1000人で、全国47都道府県1151の市区町村に避難している。このうち、自県外に避難している人は、福島県4万5279人▽宮城県6813人▽岩手県1441人-の計5万3533人になる。