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【東日本大震災3年】「見つけられなかった父」「生かされた使命果たす」 (1/3ページ)

2014.3.12 09:35

宮城県本吉郡南三陸町の防災対策庁舎前の祭壇で手を合わせる家族連れ。知人の冥福を祈った=2014年3月11日午後(早坂洋祐撮影)

宮城県本吉郡南三陸町の防災対策庁舎前の祭壇で手を合わせる家族連れ。知人の冥福を祈った=2014年3月11日午後(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 福島県いわき市の寺院で行われた追悼式典で、午後2時46分に手を合わせる3歳の女の子。女の子の母親の祖母が津波で亡くなった=2014年3月11日(大西史朗撮影)
  • 主な被災地・施設=2011年3月11日当時

 ≪福島代表・田中有香理さん「見つけられなかった父」≫

 「もしかしたら生きていたかもしれないのに見つけてあげられなかった。その思いが消えることはなく、ただ胸がしめつけられる」

 政府主催の追悼式に福島県代表として臨んだ会社員、田中友香理さん(27)の追悼の言葉には、父を失った無念さがにじみ出ていた。

 3年前のあの日、双葉町の自宅で洗濯物を干していたら、父の利克さん=当時(54)=が手伝ってくれた。最後の会話は「次の休みに一緒に車の点検に行こうな」。その後、浪江町の勤務先で、父が自宅で津波に流されて行方不明になったことを知った。

 すぐにでも捜しに行きたかった。だが、東京電力福島第1原発事故で自宅周辺は立ち入り制限になり、避難を余儀なくされた。大学に通うため仙台市に住んでいたとき、毎月会いに来てくれた優しい父。避難所では声を殺して泣いた。震災から41日後に、父は発見された。

見つかった場所 「バリケードが張られ、花を供えるのも難しい」

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