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【東日本大震災3年】「見つけられなかった父」「生かされた使命果たす」 (2/3ページ)

2014.3.12 09:35

宮城県本吉郡南三陸町の防災対策庁舎前の祭壇で手を合わせる家族連れ。知人の冥福を祈った=2014年3月11日午後(早坂洋祐撮影)

宮城県本吉郡南三陸町の防災対策庁舎前の祭壇で手を合わせる家族連れ。知人の冥福を祈った=2014年3月11日午後(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 福島県いわき市の寺院で行われた追悼式典で、午後2時46分に手を合わせる3歳の女の子。女の子の母親の祖母が津波で亡くなった=2014年3月11日(大西史朗撮影)
  • 主な被災地・施設=2011年3月11日当時

 現在、利克さんが見つかった場所は「バリケードが張られ、花を供えるのも難しい」。心の整理をつけるのは簡単ではないが、それでも最近は前を向いて生きていこうと思うようになった。いつも心配してくれた父を悲しませないために。

 「尊い命が犠牲になってしまったことを教訓に、二度とこのようなことが起きないよう、向き合っていかなければならない」。この日は、前向きな言葉で締めくくることができた。

 ≪宮城代表・和泉勝夫さん「生かされた者の使命果たす」≫

 追悼式で宮城県の遺族代表としてあいさつした東松島市の和泉勝夫さん(69)は、震災直後、行政区長として避難所の開設準備をしていたときに津波に襲われた。山に逃げ、胸まで水かさが迫ったとき、一本の蔦(つた)にしがみついて生き延びた。だが、母親、りよさん=当時(88)=と妻、悦子さん=当時(65)=を失った。

突然の1人暮らし 「家は、母と妻のにおいがするのに姿はない」

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