髪の毛付き帽子
ウイッグや帽子を利用する患者からの「ウイッグは締め付けで頭痛がする」「帽子は職場でかぶりにくい」などの声を受け、かつらメーカーの東京義髪整形(台東区)に「ウイッグのように見える帽子」を作ってもらうよう提案。付け心地や軽さなど6回の試作を重ね、スカーフ1枚とほぼ同じ65グラムの重さの帽子を開発した。
入院中の患者約20人にかぶってもらったところ、「夏は暑い」との意見もあったが、「軽くて楽」と好評だった。野沢センター長は「患者さんが快適に過ごすための物はできれば既製品の利用が簡単でいいが、どうしても入手できないものは今後も開発していきたい」としている。
「ウイッグなぼうし」と命名されたこの帽子は8月から同病院などで販売。1万5千円で、売り上げの10%は同センターの研究活動に使用される。