幼い子供でもドナーに 弟から骨髄移植受けた女子中学生 夢は「看護師」 (5/6ページ)

2014.10.19 07:20

「将来は看護師になりたい」と話す栄田咲さん=大阪府守口市

「将来は看護師になりたい」と話す栄田咲さん=大阪府守口市【拡大】

  • 栄田咲さん(右)と母親の慶子さん=大阪府守口市
  • 大阪プロレスの会場で2周年の祝福を受ける栄田咲さん(中央)=昨年8月、大阪市中央区
  • 大阪プロレスのマスクをつけて骨髄バンクへの募金活動に協力する弟の快君(左)=昨年8月、大阪市中央区

 協会の担当者は「患者が子供で、兄弟姉妹から骨髄提供を受ける場合、ドナーの年齢が低くなるケースがあります。咲さんと快君を通じて命のつながりを実感しています。もっと若い人にも骨髄バンクのことを知ってもらいたい」と話す。

 将来の夢は看護師

 咲さんの慈善活動の場は広がり、大阪プロレスの試合会場でも月1回、骨髄バンクのチラシを配るようになった。

 移植から2年目を迎えた25年夏。その会場で、レスラーらがリングで「咲ちゃん、2周年おめでとう」と突然、お祝いの言葉をかけてくれた。

 事前に何も知らされていなかった咲さんはびっくり。リングに上がって花束を贈られ、客席からも温かい拍手を浴びた。

 おとなしい性格の咲さんだが、「最初は人前で大きな声を出すのが恥ずかしかったけど、『僕も(骨髄バンクに)登録するよ』と言ってもらえたときはうれしかった」とはにかんだように笑う。

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