落語家の林家木久扇さん(野村成次撮影)【拡大】
今回、家で「笑点」を見ていて、大喜利コーナーで自分がいなくて座布団だけが映っているのは切なかったですね。あの座布団まで飛んでいきたいと思いました。芸人さんはどんどん新しい、若い人が出てくるでしょ。「笑点」も3カ月ぐらいはがまんしてもらえても、ずっとというわけにはいかない。あの場所をとられちゃうんじゃないかって、恐怖心でいっぱいでした。
息子(現・林家木久蔵)も真打ちですが、個人芸ですから、僕にきた仕事を彼がやるわけにはいかない。いくら名前が売れても、病気になると無収入。早く治さなくちゃという気持ちが普通の人より強く、それがよかったのかもしれない。
こうして声が戻ったのは、神様からいただいたメッセージだと思います。これからは今までの倍おもしろくなって、みなさんを和ませていく仕事をしていきたいですね。