平成25年から定期接種の対象になっている子供用の肺炎球菌ワクチン「プレベナー13」が成人用としても承認されているが、定期接種の対象とはなっていない。
プレベナー13はニューモバックスNPに比べると対応できる肺炎球菌の種類は少ないが、抗体を作る働きは強いとされる。昭和大医学部の二木芳人教授(感染症)は「アメリカでは、プレベナー13を打った後、ニューモバックスNPを打つ2回接種が推奨されている。プレベナー13も定期接種化し、現場で選択できるようになればいい」と指摘している。
一方、予防ワクチンのない型の肺炎球菌が増える傾向にある。国立感染症研究所感染症疫学センターの大石和徳センター長は「今後の原因菌の変化に注意する必要がある。ワクチンを打ったことに安心せず、風邪やインフルエンザの予防対策にも取り組んでほしい」としている。