リスク知り「健康寿命」を延ばす 遺伝子検査、シニア層にも浸透 (2/4ページ)

2014.12.21 17:12

口腔内の細胞を取り遺伝子検査を行う=東京都中央区のファンケル銀座スクエア

口腔内の細胞を取り遺伝子検査を行う=東京都中央区のファンケル銀座スクエア【拡大】

 従来の同様の遺伝子検査は数十万円から100万円以上という高額な費用がネックだったが、検査の技術革新によりコストを削減。3社は約1万円から数万円台という価格設定でサービスを提供している。

 DeNAライフサイエンスやジーンクエストによると、遺伝子検査を受けるのは健康が気になり始める30~40代が最も多いが、最近はシニア世代が増えつつあるという。

 「加齢に伴う肺機能の低下や高血圧、骨粗鬆(こつそしょう)症などの健康リスクに対する関心が高い」というのはジーンクエストの担当者だ。

 医療費の削減

 シニア層を遺伝子検査サービスのターゲットに据えているのはファンケルだ。

 同社の池森賢二会長は、「平均寿命と健康寿命には男性で約9歳、女性で約12・4歳の差があり、それが日本の医療費高騰の要因となっている」と指摘。体質やリスクを知ることで生活習慣病を予防し、健康寿命を延ばすことで医療費の削減につなげることを目指す。

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