【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道(2)「子ども連れと相席はラッキー」タイ人らしい価値観に車内ほのぼの (1/3ページ)

2015.1.18 18:00

車窓にカメラを向けると興味津々。流れる景色を夢中で眺めていた

車窓にカメラを向けると興味津々。流れる景色を夢中で眺めていた【拡大】

  • 検札も子どもをあやしながら。マレーシアとの国境で必要な出入国書類を乗務員が記入してあげるそうで、私の席はたっぷり10分以上も占領された
  • 遊び相手を探して車内をうろちょろする子ども
  • 3号車の車内。各シートはひとりがけでスペースにゆとりがある
  • 私のシート。発車後すぐに枕カバーが配られてクッションは枕になる

 通路を挟んで1席ずつ配置されたクロスシートで、20代の若いお母さんともうすぐ3歳になる男の子というタイ人の親子が、私と向かい合った。就寝時には、進行方向に対して前を向いている親子連れが下段、進行方向に背中を向けている私が上段のベッドを利用することになる。

 個人差もあると思うが、私は飛行機や列車など乗り物のなかで、子どもの声があまり気になるほうではない。もうすぐ出発というとき、興奮した子どもの弾けるような笑い声がした。通路を挟んで私と隣り合った若いタイ人男性の膝の上で、くすぐられた子どもが大はしゃぎしている。父親だろうか。母親はのんびりとシートに足を上げ、ナッツを食べながらお茶を飲んでいる。

 しばらくして母親に呼び戻された子どもが、お菓子を取り上げられてぐずり始めると、今度はどこからともなく女性が飛び出して子どもをあやし始めた。あまりにも勢いがよく、私も驚いたが、子どもも泣き声を飲み込むほどびっくりしたようだ。お母さんよりやや年かさ。親戚だろうか。

親族に思えるほど親しげだった人々の意外な関係は…

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