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そして近大広報部のイチ押しは、ごみからエネルギーを生み出す次世代エネルギー、バイオコークスだ。茶かすなど植物由来のバイオマスを加圧・加熱することにより原料に含まれる水蒸気のエネルギーを利用して固形燃料に形成する。
国内で実証実験が行われたほか、すでに大ガス子会社と組んでマレーシアでパームヤシを原料とするバイオコークスの生産導入試験に乗り出しており、国内で本格導入されれば市場規模は6千億円に上るという。
また、この技術は福島第1原発事故で汚染された草木など除染廃棄物の体積を10分の1に圧縮し、中間貯蔵施設への輸送などの効率を高めることにもつながりそうだ。
生物理工学部では1万年前に絶滅したマンモスを最新技術で復活させるプロジェクトが進んでいる。