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「細胞核移植」と呼ばれるクローン技術を活用し、シベリアの永久凍土で極めて保存状態のよい状態で見つかったマンモスの骨から採取した細胞を培養。その後、代理母になるメスのゾウの子宮に移し、着床させるという。
また、歯の主成分のハイドロキシアパタイトで極薄シートをつくり、歯に貼って知覚過敏の治療などに役立てる「歯の絆創膏(ばんそうこう)」を開発した。人工骨や人工歯根への応用も注目される研究だが、関係者は「簡単に言えば、将来歯医者が必要なくなるかもしれない新技術」と説明している。
近大によると、そのほかにも可能性のある研究成果はまだゴロゴロしているといい、宣言した通りに「第2の近大マグロ」が誕生するか手腕が問われる。