ハイラインを、現在オープンしている第3区間のはじっこまで歩き通すと、写真を撮りながらゆっくり進んで約1時間。この寒さの中、1時間も空中にいる物好きはあまりいないようで、ほとんどの人が途中に何カ所かに設けられた階段で上がり、写真だけ撮影してそそくさと降りて行く。
雪に覆われた第3区間では、鉄道ファンの韓国人男性とその彼女が、口ゲンカしていた。展示された線路に、いろいろな角度からカメラを向ける男性を、彼女は「せっかくニューヨークに来たのに、時間の無駄よ」容赦なく責め立てる。
鉄道が好きな男心を、興味のない女子にわかってもらうって、難しいよね…。微笑ましく思いながら、ハイラインを後にした。これからニューヨークでもっともホットだという、ブルックリンのダンボに行くのだ。こちらで知り合った、生まれも育ちもブルックリンの24歳男性、金髪のダニエルが案内してくれると言う。