インターネット上では、コロッケそばは明治時代に東京・銀座のそば店が考案したという説があり、昭和50年代以降、箱根そばのメニューによって広まったとされる。
だが、小田急レストランシステムの担当者は「裏付ける資料が残っていない」と打ち明ける。「オープンした当時の1号店のメニューも残っていない。問い合わせはあるものの、確たる証拠がない」という。ただ、50代という担当者は「小学生のころ、箱根そばで、コロッケそばを食べた記憶はある。また昭和60年の入社当時すでにあった。かなり古いメニューであると思う」と、自身の経験をふまえて話してくれた。
箱根そばのコロッケはカレー味。首都圏の立ち食いそば店などでは、普通のコロッケを使う店も多い。くしくも、麺処潮屋梅田店と同じだが、担当者は「どういう経緯でカレーコロッケにしたのか、資料も残っておらず、知る人もいない。大阪と関係があるかどうかわからない」という。