コロッケとそば。意外に思えるこの取り合わせの魅力は何か。担当者は「食べていくうちコロッケが細かくなり、少しずつつゆに沈み、それをつゆと一緒に飲むとまた違った味わいを楽しめる」と醍醐味(だいごみ)を語り、「コロッケそばは、箱根そばのメーンアイテムの一つ。根強いファンがいる」と強調した。
大学の学食が起源?
コロッケそばの起源について、B級グルメに詳しいフードライターの小野員裕(かずひろ)さん(55)は「三十数年前、大学の学生食堂で、コロッケ定食とそばを注文し、そのコロッケをそばに乗せた食べ方が広がっていった可能性がある。それと同時に立ち食いそば店でも一般化していったのではないか」と推測。麺処潮屋梅田店のコロッケそばについては昭和44年から出していたことに驚き、「ひょっとしたら大阪が一番古いのかもしれない」と持論を語った。
一方、関西ではなく、首都圏で一般化したことについては「コロッケは濃いめのだしが合い、大阪の薄いだしには合わない。それが関係しているのではないか」と指摘した。