「要介護」一歩手前の「孤食」は大敵 高齢者の「フレイル」を防ぐ (3/4ページ)

2015.12.5 17:08

フレイルの「イレブン・チェック」

フレイルの「イレブン・チェック」【拡大】

  • 月に1度の食事会には、40人以上の高齢者が集まる。毎月楽しみにしている人も多い=埼玉県ふじみ野市

 国も対策に本腰

 飯島准教授らは、研究成果をもとに、11項目のフレイルの簡易チェック表を作成。また、両手の親指と人さし指で輪を作り、ふくらはぎの一番太い部分を囲む「指輪っかテスト」も考案した。ふくらはぎが囲める人は、サルコペニア(筋肉減少症)の可能性があり、転倒などによって要介護状態になりやすいという。

 こうした簡易テストは、柏市をはじめ自治体などで予防活動に使われ始めた。また、国も28年度予算に初めてフレイルの対策の一つとして「高齢者の低栄養防止・重症化予防の推進」に、10億7千万円を計上。75歳以上の高齢者に対して、管理栄養士や歯科衛生士らの相談や訪問指導を充実させる考えだ。

 飯島准教授は「フレイルの予防には、身体的な面だけでなく、精神的、社会的な面もある。生きがいをつくる『高齢者の社会参加』という処方箋をどう書くか。地域全体で取り組む必要がある」と話している。

【用語解説】フレイル とは?

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。