「糖尿病」指導をカード方式で 患者ごとにきめ細かく、情報共有も容易に (4/4ページ)

2016.5.1 07:16

糖尿病療養指導カードシステムの講習会で出席者に指示を出す道口佐多子さん(右から2人目)=福岡市内(日本糖尿病協会提供)

糖尿病療養指導カードシステムの講習会で出席者に指示を出す道口佐多子さん(右から2人目)=福岡市内(日本糖尿病協会提供)【拡大】

  • 糖尿病療養指導カード(右)とファイル

 今年3月に福岡市で開いた講習会には60人が参加。グループに分かれ、あらかじめ決められた患者のシナリオに沿ってカードを選び、指導計画を議論した。

 議論の途中、道口さんら講師が、患者の検査数値が悪化したり、新しい薬が必要になったりする新しい設定を告げる。参加者は慌ててカードを選び直し、指導計画も組み直す。医療現場で患者の病状が変わるのを模擬した訓練法だ。遅野井さんらがこのシステムを患者指導だけでなく、新任医師や看護師のトレーニングにも利用してきた。

 協会は28年度、全国14カ所で講習会を開催し、医師や療養指導士ら約千人にシステムを学んでもらう計画。カードをウェブサイトから利用できるシステムの導入も検討している。

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