
ヤマザキナビスコ製造の「オレオ」「リッツ」「プレミアム」。同社のライセンス切れで「オレオ」は中国産に…【拡大】
オレオが中国産に? 消費者のとまどいの声
そんなファンの不安をさらにかき立てたのが、リッツ、オレオ、プレミアムの製造販売を引き継ぐモンデリーズ・ジャパンが5月11日に発表した今後の事業戦略。それによると、オレオは中国、リッツはインドネシア、プレミアムはイタリアにある米モンデリーズ社の工場で製造し、販売する予定。しかも、パッケージは大きく変えないが、味は改良する、という。
この発表を受け、「え? オレオが中国産になるの?」といった驚きの声がインターネット上に飛び交った。中には「ヤマザキナビスコと同じ品質のお菓子を他社が作るのは難しい。ましてや、中国産の加工食品はちょっと…」という声も。インドネシアやイタリアはともかく、中国産の食品はこれまでに数々の問題が発覚しているのだから、なおさらだ。
徹底した品質管理を行うヤマザキナビスコ
ヤマザキナビスコ製品は全て国内の工場で製造。“食べ物”であることを常に意識し、衛生管理を徹底した清潔なラインで製造している。また、毎日の気温や湿度による条件の変動のために細かい調整を行っているという。