
ヤマザキナビスコ製造の「オレオ」「リッツ」「プレミアム」。同社のライセンス切れで「オレオ」は中国産に…【拡大】
モンデリーズ・ジャパンの発表では、オレオを製造するのは、中国・北京にあるモンデリーズ・インターナショナル最大のビスケット工場。「最新鋭の製造ラインを持ち、中国市場およびオーストラリアを含むアジアパシフィックの7カ国向けにビスケットやクラッカーを製造している」という。
40年以上にわたって、ナビスコ製品を日本に普及させた立役者である山崎製パンが、ライセンス契約の終了に伴い、製造販売権を手放す。ジャンルは違うが、英ファッションブランドの「バーバリー」の認知度を日本で高めた三陽商会(東京都)と重なる。三陽商会もライセンス契約の終了でバーバリーブランドの製造販売ができなくなった。
両社に共通しているのは世界に誇る高い技術力だ。がんばれ、ニッポン!
(杉山みどり)